リオオリンピック男子ゴルフは、イギリスのジャスティン・ローズが金メダルを獲得した。
日本の片山晋呉、池田勇太は最終日も成績を伸ばすことが出来ず、下位に沈んでしまった。
男子ゴルフは幕を閉じ、いよいよ女子ゴルフが始まる。
今年好調の日本の野村敏京に大きな期待がかかる。
ゴルフとオリンピック
金メダルはジャスティン・ローズ
次々とランキング上位の選手が辞退を表明し、ハナから盛り上がりに欠けるオリンピックとなってしまった。
そんな中しれっと金メダルを獲ったのはジャスティン・ローズ。
0歳の頃からクラブを握っていたというローズだが、2013年に全米オープンを制覇しているメジャーチャンピオン。
ヘンリック・ステンソン、セルヒオ・ガルシア、バッバ・ワトソンらに続く存在かと思われていたが、さすがメジャーチャンピオン。
オリンピックにゴルフは必要か?
男子ゴルフが終わり、続いて女子ゴルフが始まる。
男子ゴルフとは違い、世界のトップクラスがこぞって参加する女子ゴルフは、壮絶な闘いになるだろう。
今年好調の野村敏京も十分メダルの圏内にいるはずだ。
しかし、ゴルフファンじゃない人達はオリンピック競技としてのゴルフに対してどんな感情を持っているのだろうか?
ゴルフのトーナメントといえば、優勝賞金は1千万円以上が当たり前。
最終ホール付近には、いつも高級車の副賞が用意され、優勝した選手はどうやってキーケースにくっつけるんだ?というような巨大な車のキーをプレゼントされる。
そんなゴルフ=お金みたいなイメージを抱いているのではないだろうか?
オリンピックがアマチュアの祭典と呼ばれていた時代は終わり、プロ選手も多く参戦する大会になっている。
んがしかし、やっぱりゴルフってオリンピックにはまだまだ馴染みきれていないスポーツなのかもしれない。
ここで日本の女子期待のホープ野村敏京がもし金メダルでも獲得したら、一躍日本でもゴルフがオリンピック競技として認知されるのではないだろうか?
東京オリンピックのゴルフ
次の東京オリンピック、ゴルフの会場は霞ヶ関カンツリー倶楽部に決まっているらしい。
もちろん名門コースなので何の異論もないが、残念ながら場所は埼玉県の川越。
東京オリンピックだからといって全種目東京で開催される訳ではないのだが、ゴルフは東京でやって欲しいしそんなコースを東京に作って欲しい。
幸い東京のベイエリアにはまだまだ場所がある。
若洲ゴルフリンクスは、オリンピックやるには狭すぎるので、ベイエリアにもう一つ東京の顔になるようなゴルフ場を作って欲しい。
治安も良く環境も良い東京のゴルフ場に、世界のトップを集め、オリンピック競技としてのゴルフをアピールできるとイイんじゃないだろうか。