東京ヤクルトスワローズのローガン・オンドルセクが、すったもんだの結果退団することなったようだ。
今年はロン毛のヒゲ魔神(誰も呼んでない)としてクローザーの座を勤めていたが、ヤクルトはまたしてもクローザーを失うことになってしまった。
下位に低迷するヤクルトにとっては、彼の退団は痛いだろう。
ヤクルトの強さ
最下位からの急上昇
昨年最下位から一気にセ界制覇を果たした原動力は、何と言っても強力打線。
神山田哲人に首位打者の川端、打点王の畠山。そこに雄平と後半ちょっとだけバレンティン。
もちろん投手陣も去年はそこそこ踏ん張っていたが、何と言っても強力だったのは抑えのバーネット。
41セーブで防御率も1点台。1点でもリードしていれば、確実に勝利を物にできたのはバーネットの力が相当大きかったはずだ。
しかし今年はそのバーネットがメジャーに移籍してしまい、その後釜を支えるのはオンドルセク。
さすがにバーネット程の活躍を期待するのは酷だが、そこそこの活躍は見せていた。
ここでさらにオンドルセクまでいなくなると、ヤクルトが浮上するには相当厳しい状況だろう。
チームへの造反行為
とはいえ今回のヤクルトの処置は正しかっただろう。
チームの方針に腹を立て、チームメートのエラーにイラつき、ベンチで暴行するような選手は今後絶対に不協和音を奏でる。
特に外国人選手の場合、気性が荒い選手が多いため、このまま置いといてもいいことはないだろう。
しかし、こういった行為に出る外国人選手は、なぜ自分の中の歯止めが効かないのだろうか?
ただ気性が荒いだけなのか?
イヤそれだけじゃないはずだ。
彼らは日本の野球をナメているのだろう。
日本の野球のレベル、そして日本で成功しなくても母国に戻ればイイ。そんな考えがあるのではないだろうか?
もしそんな軽い気持ちで日本に来ていたのなら、もう日本の球界に戻ってこなくてイイ。
キッチリと反省し、やり直す気持ちがあるのなら、もう一度ヤクルトに頭を下げるべきだろう。
メジャーで再起しようと思ってるのなら考え甘すぎるよ。
バーネットだって結構苦戦してるくらいなんだから。