みちのくのイチロー橋本到は今年こそブレイクするのか?


巨人が橋本到の2本の2点タイムリーで阪神に快勝し、ようやく貯金生活に突入した。

広島も負けないため背中は全く見えてこないが、勝ち続けることは良いことだ。

昨日の試合の立役者は、投の内海と打の橋本。

長年期待されている橋本到は今年こそブレイク出来るのだろうか?

橋本到とは?

みちのくのイチロー

仙台育英高校時代、一年生からレギュラーとして活躍していた彼は、みちのくのイチローと呼ばれていたらしい。

まぁ最近はどこどこのダルビッシュとか、どこどこのイチローは山ほどいるので、参考程度に見ておこう。

しかし橋本の非凡なバッティングセンスは、入団当初から光っていた。

2014年には103試合に出場しレギュラーを掴んだか?に見えたが、昨年はほとんど1軍でお目にかかることは無かった。

今年は開幕当初外野のレギュラーの座は立岡に奪われ、同タイプの橋本の出番は巡ってこないのか?と思われたが、天は彼を見放していなかった。

立岡が故障し、その後釜を狙った選手が中々結果を出せず苦しんでいる。

そんな時こそレギュラー獲りの大チャンス。ここを活かさずしていつレギュラーになるんだ!

さすがに今年はその思いで1軍に上がってきたのだろう。

橋本の課題

橋本の最大の課題は好不調の並を減らすこと。

橋本が2軍から上がってくる時、それは当然ファームの首脳陣が状態の良さを買って推奨しているのだろうが、ものすごいバッティングを見せる。

今年も1軍昇格と同時にヒットを放ち、もう外野のレギュラーは橋本で決まりじゃないのか?という輝きを放つのだが、その光はすぐに霞んでしまう。

昇格早々は、いつも固め打ちをするが、気がつけば数字を落とし、毎年2割の前半。今年も現在の打率は247。これじゃあレギュラーとしては心許ない。

しかし、それは昨年までの話にしてほしい。

とゆーのも、今年から監督が変わったからだ。

原監督の晩年の采配は、明らかに信長的。結果が出ないなら落としてしまえ!

大田も村田もやる気ないんならやめちまえ的な厳しさを見せた。

一方の由伸監督は現状家康的采配。打たぬなら打つまで待とう!

結果が出ないギャレットも立岡も小林もレギュラーとして使っている以上、責任を持って使う!待ちますと言ってくれている。

その言葉に甘えよう。

由伸監督が橋本到をレギュラーとして評価しているのであれば、確実にゲームで起用してくれるはずだ。

その期待に応えなければいけない時期だし、デキる男なはずだから。