横浜DeNAベイスターズに在籍していたユリエスキ・グリエルが、ついにアストロズと契約合意しメジャーリーグへ参戦するようだ。
キューバの至宝とまで呼ばれたグリエル。メジャーリーグでも活躍することは出来るのだろうか?
グリエルとは?
横浜DeNA時代
野球強豪国キューバのスター選手という触れ込みでDeNAに入団したグリエルは、他のキューバ選手とは一線を画していた。
当時30歳で現役バリバリ、まさに全盛期での移籍だったため、入団と当時にいきなり活躍した。
出場62試合で打率305、ホームラン11本の成績はさすがと言えるだろう。
だがしかし、正直そこまでのインパクトは感じなかった。
メチャメチャ長打力があるわけでもなく、どこに投げても打たれるような威圧感もなかった。
もちろん次のシーズン1年通して働けばそこそこの成績を残したのだろうが、その姿は見られなかった。
自分の弟をバーター取引で契約させておいて、一切連絡を取らずに来日拒否。
そのまますったもんだあり、契約解除となってしまったからだ。
メジャーリーガーとして成功するのか?
果たしてそんなグリエルはメジャーリーグで活躍することは出来るのだろうか?
横浜DeNAを退団後、キューバのリーグではほとんど試合に出ていないらしい。
ブランクもある状況でしかも年齢的にはもう32歳。
全盛期の姿を求めるのはコクだろうが、メジャーリーグが求めるようなパフォーマンスを発揮できるかどうかは、正直始まってみないとわからないだろう。
それより何より心配なのは、キューバ特有なのか大の飛行機嫌いという点。
メジャーリーグはアメリカ全土で開催されるため、当然移動のメインは飛行機。
日本よりも確実に飛行に乗る機会は多いはずだが、彼はそんな移動距離に耐えられるのだろうか?
ワガママとも言える形でDeNAとの契約を解除したグリエル。
彼のサクセス・ストーリーがここから更に加速していくのか、その姿に注目したい。