先日会社の研修があった。
新卒社員と20代前半の若手社員と我々オッサン連中が集まり、まぁいろいろと会社員とはなんぞや的な研修をやる。
その場である20代前半の女性と話をすることになったのだが、その彼女からなんとも驚き言葉が。
巨人軍は東京のチーム
若い女子のファン
20代前半のその女性は、毎日業務終了後は2つ隣の駅まで歩いてから帰宅するんだとか。
健康のため?と思ったがそうではなく、帰宅途中でラジオを聞いて帰りたいからだそうだ。
ラジオ?今時?音楽でも聞いて帰るの?と尋ねたところ、「巨人戦の中継を聞きながら買えるんです」。
エェーーーーー?20代前半なのにラジオで巨人戦?オッサンか!と思わずツッコむほど以外な返し。
そうそれくらい若い女性が巨人の応援をしている姿が想像できない。
彼女はたまたま姉に連れて行ってもらった影響でハマってしまったらしいが、巨人にとって若いファンの獲得は急務なのかもしれない。
カープ女子
カープ女子という言葉はココ数年定着し、地元の球団を応援することは、恥ずかしいという気持ちはなく、むしろ誇りになっている。
カープの帽子をかぶり、ユニフォームを着て、フェイスペイントをして球場やバーなどで応援する姿はすでに市民権を得ている。
それが巨人はどうなのか?
いくら応援に行くとはいえ、電車の中で巨人の防止を被って出かけられるのは小学生くらいだろう。
それくらい巨人を応援するという姿は、浮世離れしてしまっている。
一体巨人はどこの球団なのか?
死亡遊戯でもその点は懸念しているようだが、もういい加減昭和の栄光は忘れるべきではないだろうか?
オレが若いころは毎日地上波で巨人戦が放送されていた。
試合が伸びればその後のドラマやバラエティなんかお構い無しで中継を延長していた。
もちろん巨人戦は日本全国で放送されていたため、日本全国に巨人ファンがいた。
しかし地上波の放送は皆無となり、福岡のソフトバンク、広島のカープ、関西の阪神、名古屋の中日、東北の楽天、北海道の日本ハムのように各球団は地域に密着した運営をしている。
巨人もいい加減日本の巨人を捨て、東京の巨人を大きくアピールしていく時代なんじゃないだろうか?
東京お江戸の巨人軍をアピールするのであれば、東京オリンピックを控えた今こそ真のチャンスなのではないかと切に思う。