将来の大砲候補と呼ばれ続けている大田泰示も既に8年目の26歳。
まだベテランと呼ぶ年齢ではないが、もう若手と呼べるような存在でもない。
立派な中堅選手としてチームを引っ張っていかなければならない存在だが、未完の大器はいつまでも花を開かない。
大田泰示の本気
大田泰示の可能性
世間ではもう大田が大砲として花開くことはないと思っているのかもしれない。
来年には下手すりゃトレード候補になってしまうかもしれない。
だがオレは違う!
大田泰示はまだ本気を出してないだけなんだ!
ずっと信じ続けている。
彼がプロに入り刻んだホームランの数は、わずかに8本。
山田哲人神の6月1ヶ月分のホームランを打つのに8年もかかっているのである。
そんな選手がこれから覚醒する訳無いじゃないか!と言っている人達は彼の才能を侮っているに違いない。
優れた身体能力
大田には並外れた長打力がある。
さらに走れる魅力もある。
内野手と外野手の違いはあるが、和製アレックス・ロドリゲスになれる可能性を秘めている。
しかしその才能をスポイルしているのは、巨人というチームカラー。
今年こそ自分に求められている魅力に気付き、長打力、ホームランを追求するバッティングを心がけて来た。
キャンプ、オープン戦とその姿は決してブレることはなかった。
大谷翔平から先頭打者ホームランを放つように、少しずつ覚醒の臭いはしてきている。
がしかし、またバットを短く持ってコツコツ当てるバッティングに逆戻りしてしまっている。
なぜ巨人の首脳陣はかれの才能を信じないのか?長打力を磨こうとしないのか?
今また確実性を求める形に戻ってしまったら、昨年のような湿気った花火のような働きになってしまうだろう。
今年こそ、今年こそと言われ続けて早8年。
さすがに気の長いファンもコレ以上待ってはくれない。
今こそ本気の限りを出してレギュラーの座を掴まないと、このまま不発弾として処理されてしまうだろう。