キャッチャー阿部は諦めろ!巨人は小林誠司を育成するしかない!


未だに阿部慎之助のキャッチャー復帰を望んでいるという声が聞こえる。

でもさぁ、もう本人もヤル気が無いんだから諦めよう!

今オフは阿部慎之助が小林誠司を引き連れて自主トレに行くらしい。

阿部の持っている技術・理論・スピリッツを全て叩き込むつもりなんだろう。

キャッチャーは?

来季のオーダー

まずは来季の予想オーダーを見てみよう

打順 パターンA パターンB パターンC
1 陽岱鋼(中) 長野久義(右) 坂本勇人(遊)
2 吉川尚輝(二) 陽岱鋼(中) 吉川尚輝(二)
3 坂本勇人(遊) 坂本勇人(遊) 陽岱鋼(中)
4 阿部慎之助(一) マギー(三) マギー(一)
5 長野久義(右) 阿部慎之助(一) 長野久義(右)
6 村田修一(三) クルーズ(二) 村田修一(三)
7 ギャレット(左) 岡本和真(左) ギャレット(左)
8 小林誠司(捕) 小林誠司(捕) 小林誠司(捕)

パターンAは、セカンドとライトを新戦力の二人にしリードオフマンとして起用するケース。

パターンBは、マギーを四番に置いて打力を重視するパターン。

パターンCは、陽岱鋼をクリーンアップに置いて、首位打者の坂本勇人を1番に置く形。

陽岱鋼、吉川尚輝の加入により多様な打線を選択することが出来る。

だがしかし、いくら打線を組み替えても全く変わらない男が一人いる。

そう、8番キャッチャー小林誠司だけはテコでも動かない。もう巨人のキャッチャーは小林誠司しかいないのだ。

阿部慎之助の後継者

阿部は自身の後継者として小林誠司を指名した。

打てる捕手として巨人の正捕手の座を15年近く守り続けた男。

通算打率286。入団以来16年連続二桁本塁打。2012年打率と打点の二冠王。2000本安打まであと83本。

偉大過ぎるキャッチャーの後継者、ハッキリ言ってプレッシャーだろうし、比べられたくもないだろう。

さらに阿部の凄さは打撃だけではない。

キャッチング技術、巧みなリード、投手とのコミュニケーション、グランドでの統率力、冷静な判断力、リーダーシップ。

正捕手として完成の域に達している。並大抵の努力ではこのレベルに達することは出来ないよ。

阿部がキャッチャーをやってくれれば、マギーを一塁で使えるし、村田の調子が悪ければ岡本和真をサードで起用できる。

大型補強が数倍の効果を発揮する。

でももう無理なんだよ。身体がボロボロでキャッチャーは出来ないんだ。だから小林誠司しかいない。

阿部慎之助は、後何年出来るかわからない。残された現役生活の中で、己の全てを小林誠司に叩き込もうとしているのだろう。

今オフ、小林誠司には地獄のようなトレーニングが待っている。

そこをなんとか乗り越えて、10年間安泰の巨人の正捕手に成長しなければならない。