高校野球といえば早稲田実業の清宮幸太郎フィーバーだが、そこにもう一人とてつもないスーパースターが誕生しそうな予感だ。
その名は金成麗生(かなりれお)。身長193cm、体重101キロ。背筋力は300kgを超えるという噂まで。
金成麗生も高校2年生。来年のドラフトは清宮以上の話題をさらうかもしれない。
金成麗生(かなりれお)
衝撃の長打力
秋季高校野球東京都大会は、早稲田実業が奇跡の大逆転で優勝を決めた。
その優勝の立役者はもちろん清宮かと思いきや、清宮はまさかの5打席5三振という高校デビュー以来最悪の結果となった。
そんな清宮とは対象的に大爆発を見せたのは、日大三の金成麗生。
一時は同点に追いつく3ランホームランを放ち、9回の表にはレフト線へのタイムリーツーベースを放ち勝利に限りなく近付いた。
最初のホームランは高めのボールを見事にライトスタンドへ。
その打球は全盛時のラルフ・ブライアントを彷彿とさせるような打球だった。
9回のタイムリーはラフト線への巧打。右へ左へ非凡な才能を見せつけた。
このレオ君という男、来年のドラフトでは清宮以上の目玉になる可能性も出てきた。
清宮を超える才能
現時点の完成度から言えば清宮のほうが断然上だろう。
長打力は互角かもしれないが、ボールを正確に捕らえる技術。アウトコース、インコース、高め、低めと対応出来る柔軟性は、清宮に軍配が上がる。
しかしレオ君は、その清宮を上回る大きな可能性を秘めている。
まずはその体格。身長193cmはさすがにアメリカ人の父親譲り。体格だけは日本人はかなわない。
中学生時代は成長痛がひどく、練習できない日々が続いたんだそうだが、確かにまだ身体は全然できていないように見える。
あの体格でトレーニングを積み重ねれば、確実に大きくなるし、さらにパワーがつくだろう。
そして何よりも清宮というか日本人が決して叶わなものを彼は生まれながらに持ち合わせている。
日大三のデカプリオと呼ばれる端正なマスクだ。
通常○○のダルビッシュだとか、○○のイチローだとか、雰囲気が似ている野球選手の名前を引き合いに出すものだ。
それがよりによってタイタニックで一世を風靡したレオナルド・デカプリと様に例えられるなんて、どらだけイケメンなんだ!
ダルビッシュもハーフのイケメンで話題をさらったが、やはりスーパースターは顔もイケてないとダメなのかもしれない。
長打力、将来性、超イケメン。この男スーパースターになれる資質を全て兼ね備えている。
来年のドラフトは清宮とレオ様で真っ二つに割れるかもしれない。