巨人のルイス・クルーズが謝罪し反省した姿を見せているようだ。
大事なクライマックスシリーズを前にして、正二塁手がまさかの登録抹消。
その理由が緩慢なプレイや練習態度、そしてチームの方針に対する反抗的な態度とは。子供か!と思わずツッコミたくなるが精神的にはお子ちゃまなんだろう。
外国人助っ人が活躍するためには
ロッテ時代
メジャー経験もあるクルーズだが、二遊間の守備は素晴らしくバッティングもパワーが有る。
日本に来る外国人助っ人は、大抵メジャーで通用しなかったタイプのため、守備力はダメダメで守れてもファーストかレフトくらいなものなんだが、クルーズの守備力は破格。
そういう意味では優良外国人なのだが、素行がイマイチ。
ロッテ時代も急に試合に出たくないと言い出したりすることもあったらしく、そこをなんとかなだめて言うことを聞かせていたらしい。
クルーズは、元々お坊ちゃま育ちでハングリー精神がないという評価だったんだそうだ。
だから日本でもっと稼いでやる!とかチームのために貢献したい!なんて気持ちはないのだろう。
お騒がせ外国人
巨人はどうしても金で外国人を他球団からかっさらうクセがあるのだが、全く活躍しなかったお騒がせ外国人もそりゃ多い。
今や退団後の浅草観光だけの印象しか残ってないミセリ。
審判にボールを投げつけたクレイジー野郎ガルベス。
肩の違和感を訴え続けお金だけを毟り取ったヒルマン。
2軍に落ちたら全く練習しないでアッチコッチ痛いと言い続けたフランシスコ。
何しに来たのか分からないカステヤーノス。
このままではクルーズもこんなダメダメ外国人助っ人達と同じ扱いになるだろう。
外国人助っ人が日本で活躍する条件
やはり外国人助っ人が日本で活躍するためには、こんな人達じゃないとダメなのかもしれない。
- 真面目だ
- 日本の野球を学ぶ気がある
- 日本文化に馴染もうとする
- ハングリー精神がある
- 監督、コーチの言葉に耳を傾ける
一昔前中日の2軍でくすぶっていたラルフ・ブライアントは近鉄に移籍後、驚異的な活躍を見せた。
三振の数もダントツだったが、通算3度のホームラン王に輝き、西武との優勝争いでは伝説の4連発を記録するなど、近鉄の猛牛打線を支えた。
ブライアントは、当時近鉄のコーチをしていた中西太氏の指導に忠実に従い、その才能を開花させた。
真面目で明るく、コーチの言葉に従い、日本文化を取り入れる。外国人助っ人の鏡のような存在だ。
今さらクルーズにそれを求めるのは無理なのだとしたら、早いうちに見切りをつけたほうがイイのかもしれない。
しかしそう考えると・・・ギャレットは超優良外国人助っ人ということになる。来年ブライアント波に大爆発してしまうのか?
まぁそれはないだろうな。