すでに広島の優勝が決まり消化試合となったセ・リーグ。
ホームランと打点は筒香と山田の一騎打ち。ホームランは現在2本差で筒香がトップだが、固め打ちのある山田哲人なので最後までわからない。
首位打者争いは、トップの坂本が349という高打率。はてして神ってる鈴木誠也は坂本を抜くことが出来るのか?
鈴木の首位打者
打率
昨日は3タコと奮わなかった鈴木。現在の打率は338。トップの坂本とは1分以上の差がついてしまった。
そして広島の残り試合は6試合。
毎試合4打席回ってきたとして、残り24打席。
その半分ヒットを打って24打数12安打で終わった場合、鈴木誠也の打率は346。
つまり坂本が下がってきてくれる、そして自分がもう一度神らないとかなり厳しい数字になっている。
個人的には今年広島は優勝したんだから、個人タイトルは巨人の選手に譲ってくれてもイイじゃん!という気持ちはあるが、最後まで熾烈な争いが見たい気持ちもある。
ただ高卒からプロ入り4年目でレギュラーに定着し、これほどまでの数字を残せる能力は嫉妬の気持ちすら感じるほど素晴らしい。
アド街ック天国
そういえば鈴木誠也ってなんかの番組で話題になっていたなぁと思ったらそうだアド街に出てたんだ。
平成の星親子のような取り扱い方をされ、狭い自宅で毎日トスバッティングをやりながらプロを目指していたのが鈴木誠也だったんだ。
鈴木誠也の出身は下町の東京都荒川区。
そして出身校は東京のど真ん中、皇居の周りに校舎のある二松学舎大学附属高校。
東京生まれの東京育ち。
こんな選手を広島はしっかりとマークしドラフト上位で指名して、ここまで育て上げた。
せっかくの東京の選手なのに広島にさらわれて、とここでもまた嫉妬の気持ちが芽生えてしまうw
MVP級の働き
例え首位打者が取れなくても、鈴木はここまで打率339、ホームラン27本、打点93。
もはやMVP級の働きといえるだろう。
今年のMVP戦線は混沌としている。
投手なら現在15勝をあげているジョンソン、野村が候補。
打者なら打率322と勝負強い打撃を見せ、広い守備範囲で何度もチームのピンチを救った菊池。
もしくは打点王争いをしている新井?
男気の黒田?
なんて声もあるようだが、今年の成績からみれば鈴木誠也なんじゃないだろうか?
広島の優勝を支えたのは何と言っても攻撃力。
その攻撃の柱になったのは鈴木誠也なんだから、MVPも鈴木でイイんじゃないですかね?
いずれにしろ票が割れそうなので、MVPに誰が選ばれるかも注目になりそうだ。