石川遼が今週も好調だ。
先週のRIZAP・KBCオーガスタで完全優勝をあげ、自身も完全復活まであと一歩という所まで来ていたようだが、今週も首位に2打差の2位発進。
ついに強い石川遼が帰ってきたのだろうか?
ゴルフワールドカップ
日本での復活
石川遼がかなり回復してきているようだ。
自身のコメントでも「振れちゃってる」という言葉が出るほど、かなり身体の不安が解消してきたのだろう。
今は暑い時期なので体調がいいだけなのかもしれないので無理はしないで欲しいが、気持ちよさそうにスイングしている遼くんの顔を見るとなぜ安心する。
昨年はPGAツアーでギリギリシード権を獲得して日本に帰国。
日本のツアーに復帰するとANAオープンで優勝、さらに日本シリーズJTカップでも優勝。
今年こそPGAツアーで初勝利!という意気込みで臨んでいたはずだ。
そこに待っていた悪夢の腰痛。
ようやくシード権を獲得し、日本で結果を残し、まさにここから!と思った矢先の出来事に正直中々受け入れるのは大変だったんじゃないだろうか?
でもそんな時、奥さんの存在って大きいものだよね。
自分が一番苦しい時にそばにいてくれる人がいたから乗り切れたのかもしれない。
孤独な闘いを続ける松山英樹には羨ましい限りだろう。
ゴルフワールドカップって
ところで11月に予定されているゴルフワールドカップだが、日本代表は松山英樹が自身のパートナーに石川遼を指名したらしい。
松山と石川の日本ゴルフ界2大スターの共演は大きな話題を呼びそうだが、ゴルフのワールドカップって恐らくどんなものかほとんどの人は知らないのではないだろうか?
それもそのはずで、開催地も名称も競技方法も年によってコロコロ変わるので、どんな大会なんだか私自身もよくわかっていない。
だが一昔前タイガー・ウッズとデービッド・デュバルが組んで優勝した大会や日本の伊澤利光と丸山茂樹が組んで優勝した大会は鮮明に覚えている。
まぁ細かい話は抜きにして、何年かに一度開催されるゴルフの国別対抗戦と思えばいいだろう。
そこにはじめて松山と石川が肩を並べて出場する。
世界ランキングや実績からすれば、松山と石川では既に大きな差がついてしまった。
しかし松山英樹ほど石川遼の強さ、凄さを知っている人間もいない。
石川遼はこんなものではない。
PGAツアーでも十分勝てる実力を持っている。
石川に日本という小さなステージではなく、もう一度自分と同じステージで戦えるところまで来て欲しい。
だからこそ松山英樹は、あえて故障から復帰したばかりの石川遼自身のペアに指名したのではないだろうか?
松山と石川が組んで、もしワールドカップに勝つような事があれば、日本のゴルファーが世界のトップレベルにあることをようやく証明できるはずだ。