今シーズン、イマイチ調子の上がらない楽天イーグルス。
CS争いも盛り上がらないくらい差がついてしまっているが、夏になり一人の巨漢男が暴れ始めた。
規格外の体格ジャフェット・アマダーだ。
アマダーって
超強力助っ人
思えば春先超大物助っ人と期待されていた楽天のアマダー。
メジャー経験はないが、とにかく身体がデカい!
193cm、135kgってもう野球選手の体型じゃない。
アメリカンフットボールのラインマンか、レスラーかというような規格外の体格。
その割には柔軟性のあるバッティングを見せるアマダーは、破壊力不足の楽天打線にマッチする!と思われた。
んがしかし、開幕直後からすぐにいなくなってしまった。
あれだけの体格だ、そりゃ怪我するよなぁ・・・、やっぱり巨漢外国人はダメだんだよ。
そう巨人ファンは昨年痛い目を見ている。おサボり外国人フランシスコのせいで。
このままアマダーもフランシスコ的キャラになってしまうのか、と思われたが、アマダーは単なるデカキャラじゃなかった。
7月にようやく1軍に復帰すると8月だけで8ホームランの大爆発。
年俸3千万円の格安外国人がココに来てお買い得感満載になってきた。
巨漢外国人といえば
巨漢外国人で活躍した選手といえば、マルちゃんの愛称でお馴染みのドミンゴ・マルチネスがいる。
西武時代清原の抜けた穴を埋めるために獲ってきたこちらもメジャー経験のないマルチネスだが、2年続けて30本塁打以上をマーク。
その後シーズン途中から巨人に入団し、巨人でも人気者になった。
だがマルちゃんはセ・リーグの野球には適さなかった。
何と言っても守備が酷すぎる。
投手陣からクレームが来るくらいの守備力となると、よほどの打力がないと継続して使い続ける事は出来ない。
しかしDH制のある楽天ならアマダーも存在感を出せるのではないだろうか?
DH制の良さ
オレは常々セ・リーグにもDH制を導入すべきだと言っている。
とゆーのも、このようなアマダーのような人材を有効利用できるからだ。
現在の野球選手の理想形は、間違いなく山田哲人だろう。
打てるし、走れるし、守れるし、しかも長打力もある。
イチローは完璧なのだが長打力という面では山田に劣る。
しかし、みんながみんな三拍子も四拍子も揃っているわけではない。
走力はないが打力はある、打力はないが守備力はある、守備は下手だがとにかく打てる。
そんなバラエティに富んだスペシャリスト達が活躍できる場の方が楽しいんじゃないだろうか?
楽天のアマダーのような巨漢外国人がデカいホームランを打ち、ドカドカとホームを一周してくる姿もプロ野球の醍醐味だろう。