ついに日本時間21日の21時30分にオリンピックでマラソンデビュー。
芸能界ナンバーワンランナーとはいえ、元々は単なる芸人で素人。
それがリオオリンピックの代表で走ることが出来るというロマン。順位はさておき猫の快走を楽しみたい。
オリンピックのために国籍を変えるのは
猫ひろしって
猫ひろしは、アスリートでもなんでもなく元は単なる芸人。
WAHAHA本舗所属なので久本雅美や柴田理恵と同じ事務所の純粋なお笑い芸人。
その後番組の企画でマラソンに挑戦することになったらしいが、そこからドンドンマラソンにハマっていく。
2010年の東京マラソンでは3時間切り、いわゆるサブスリーを達成したそうだが、サブスリーはアマチュアにとっては憧れのタイム。
ゴルフで言えば80切りくらいの素晴らしいタイム。
んがしかし、それってあくまでもアマチュアのお話。
プロゴルファーはアンダーで回ってなんぼの世界。80台なんていつも出したらプロでは飯が食えない。
マラソンだって世界記録は2時間2分台にまで突入している時代。
世界のトップはコンディション次第だがまず2時間10分かかることは無いだろう。
だが猫のベストタイムは2時間27分52秒。全くお話にならない。
でもオリンピックに出られるだけで人生の最高の経験になることは間違いない。
猫の選択は
ハッキリ言って猫の持ちタイムでは日本では100パーセント代表入りは出来ない。
だからマラソンではあまりレベルの高くないカンボジアに国籍を移してオリンピックに挑戦した。
この行為が各所で叩かれていたこともあったが、正直何が悪いのか?意味がわからない。
例えば選手層の厚いチームじゃ出場機会が無いから、試合に出やすいチームに移籍することは悪いことなのだろうか?
合コンでメチャメチャ可愛い女子は競争率が高いから、比較的落としやすいちょっと小太りな女の子にターゲットを絞って何が悪いのだろうか?
猫は日本にいたらマラソンでオリンピックには出られない。
だから自分がオリンピックに出るために、比較的レベルが高くない国に移籍する。これって普段みんなが自然に行っている行為なんじゃないだろうか?
猫の選択は、誰からも攻められる必要はない。
カンボジア代表という国の威信を背負って堂々と走りきって欲しい。
そして芸人ランナーでもアマチュアランナーオリンピックに出られるという事を日本中にアピールして欲しい。