凄い!凄すぎる!
DeNAの筒香嘉智が広島黒田から山田哲人をぶち抜く32号ホームランをかっ飛ばした。
これで月間16本塁打。完全に確率変動モードに突入した。
まだ7月は今日1日残っている。バレンティンが持つ月間18本塁打に追いつくことは出来るのか?
月間本塁打記録
最多記録は?
月間本塁打最多記録保持者は前述したバレンティン。
7月に月間18本という驚異的なペースでホームランを打ちまくり、結局その年60本まで記録を伸ばしてしまった。
一昔前に月間記録を持っていたのは、当時南海ホークスの門田博光。
見た目は不動産屋のオッサンのような風貌だが、ホームランしか狙わないような豪快なスイングは南海の名物だった。
今ではブーマーに肩を脱臼された面白キャラが定着しているが、40歳でホームラン王を獲得した名選手の一人。
次にその記録に並んだのは江藤智。
広島時代の江藤は凄みがあった。
狭い広島球場を味方につけホームランを連発していたが、FAで巨人に移籍した晩年の江藤は、見ているのが気の毒なくらいだったなぁ。
そして月間16本といえば我らが阿部慎之助。
他の選手が記録を作ったのは、みんな7月8月という身体もシーズンピーク時の記録だが、阿部慎之助が記録を作ったのはシーズン開幕当初の4月。
この年阿部は何本ホームランを打つんだ?年間70本ペースか?なんて言われたが、終わってみれば33本くらいで終わってしまうあたりが阿部らしいといえば阿部らしい。
そして筒香はその記録に並んだ。
ホームラン記録を作るには?
しかしこうしてみるとホームランの記録を作るにはある一定の法則が成り立つ。
それは球場の狭さ。
バレンティンの本拠地神宮球場は、改修が行われ広くはなったが、外野のフェンスも低くやはりまだ狭い。
門田の本拠地は大阪球場。ここはホントに狭かった。
そして江藤の本拠地も広島市民球場。当時の名古屋・川崎と並びホームラン量産球場だった。
そして阿部慎之助の本拠地はドームランでお馴染みの東京ドーム。
やはりホームランを量産するには本拠地の手助けが絶対必要だ。
そうなれば筒香の最大の見方になるのは横浜スタジアム。
場外ホームランすら狙える球場はハマスタくらいだろう。
ホームランキングを狙う筒香には、追い風になるはずだ。
んがしかし、今日の試合は残念ながら広島のホーム球場マツダスタジアム。
ただ今の確変状態の筒香には球場なんて関係ないのかもしれない。
ミスターマルチホームランの筒香なら今日も2本打ってバレンティンに並ぶ可能性は大いにあるだろう。