マジか!マニー・ラミレスが日本の独立リーグ四国アイランドリーグ高知入団


信じられないニュースが飛び込んできた。

メジャー通算555本塁打を記録したマニー・ラミレスがまさかの日本の野球界に参戦。

しかもローカルの独立リーグ四国アイランドリーグ入りって!一体何が彼を突き動かしたのだろうか?

マニー・ラミレス

正真正銘のメジャーリーガー

マニー・ラミレスといえば正真正銘のメジャーリーガー。

今まで日本にやってきたメジャーリーガーは、メジャーの経験はあるが、タイトル争いをするような選手はほとんどいなかった。

以前巨人にジェシー・バーフィールドというメジャーのホームラン王が来たことがあったが、ラミレスの実績は遥か上を行く。

1999年には165打点という驚異的な数字を残し打点王。

2002年は349という高打率をマークして首位打者。

2004年には43本塁打でホームラン王。

打撃3部門のタイトルを全て獲得したことがある超大物。

バーフィールドは、変化球にめっぽう弱く日本では26本塁打も放ったが、三振数は127。

メジャーでも打率3割を一度も記録できなかったブンブン丸。

しかしマニー・ラミレスは、長打力と確実性を兼ね備えたメジャー屈指の強打者。

そんな選手がなぜ今になって日本の独立リーグにやってくることになったのか?しかも本人自ら望んでの入団なんだそうだ。

晩年のラミレス

そんな実績抜群のマニー・ラミレスだが、2011年に一度現役引退を発表している。

その後復帰したがメジャーで以前のような姿を見せることはできず、2013年に台湾リーグへ移籍を発表。

この時もあのラミレスが台湾リーグへ!と大騒ぎになったのを覚えている。

ラミレス効果で台湾リーグも大盛り上がりになったようだが、たったの数ヶ月で本国へ帰ってしまったらしい。

今年44歳のラミレスは、日本の独立リーグに何を求めているのだろうか?

日本の独立リーグは、一応プロ野球とはイイながらも選手はみな野球選手としての収入では生活できず、アルバイトをしながら野球を続けている。

独立リーグは地域密着型で少ない興行収入で運営している、NPB入団への育成リーグという側面を持っているリーグ。

こう言ってはなんだが既にピークをとっくに過ぎたラミレスだが、わざわざ日本にやって来て所属するようなリーグではない。

ラミレスは日本の独立リーグで何をしたいのだろうか?

しかし四国アイランドリーグにとっては大歓迎。育成リーグというだけでなく、ラミレスのような大物が来てくれれば、リーグ全体の活性化につながる。

もうラミレスはメジャーで十分稼いだ。後は大好きな野球で小さなリーグを盛り上げるために少しでも貢献したい。

そう思ってくれているのかもしれない。

来季から元近鉄、巨人に在籍したタフィ・ローズも独立リーグに復帰するらしい。

一時代を築いた名選手たちが自身の経験を若い世代に伝えるためにも、独立リーグでプレイするという慣習が広まったら、もっと独立リーグは活性化しそうだ。